※この記事は古い可能性がありますので、操作の参考程度にしてください※
購入時にOfficeがインストールされているタイプのパソコンだと、Officeソフトの動作がどうもおかしいということがある
そんなときはいったん削除して、デスクトップ版(通常版)をインストールしなおそう
パソコン購入時にOfficeソフトもインストールされた状態(プレインストールという)の場合、
はじめにエクセルなどを起動すると、プロダクトキーの入力やMicrosoftアカウントの作成・ログインを求められたりする
そのまま順調に進めば、とりあえずオフィスソフトを使用することができるのだが、どうも挙動がおかしいと感じることがある
このプレインストールされているオフィスは「アプリ版」と呼ばれるもので、通常のダウンロード版(昔でいうCDからインストールする版)とは挙動が違うため、下記手順で通常のオフィスソフトを入れなおしてしまおう
※パソコンを購入して何も設定していない状態から説明する
↓
①まずはオフィスソフトを削除せずにアカウントに紐づける
まず、MSNのホームページなどから「Outlook」メールを開くなどして、Microsoftアカウントを作成する
すでに持っている場合は、それを使う
アカウントを作成したら、エクセルか何かを開く
プロダクトキーの入力を求められたら入力し、続いて作成したアカウントにログインする
認証が終わって、普通にエクセルなどが使えるようになったら、ひとまずOK
②ちゃんとオフィスソフトのライセンスが紐づいたか確認する
「Microsoftアカウントからインストールする」という文字部分をクリックし、ログインする
正しくオフィスのライセンスが紐づいていれば、ログイン後のページで「Office Home&Business 2019」などと記載がでる
その近くにある「インストールする」をクリックし、ダウンロードされるデータを「保存」しておく(※起動はしない)
③今現在インストールされているオフィスを削除する
プログラムのアンインストール画面を開くと分かるが、Officeの項目が無いと思う
アプリ版と呼ばれるものは、Windows10でいう「設定アプリ」から削除する
設定→アプリ→アプリと機能(左の項目)と開き、縦長にずらっと表示されるソフトの中から、「Microsoft Office Desktop Apps」を見つけ、アンインストールする
スタートボタンから表示されるアプリ一覧から、エクセルワードなどのアイコンが消えていればOK、一度パソコンを再起動する
④デスクトップ版オフィスをインストールしなおす
②でダウンロードしておいたデータを起動し、そのままインストールするだけだ
インストールが終わったら、エクセルなど開いて、初回の質問項目が表示されるのでOKなどで進もう
デスクトップ版オフィスのほうが、何かと設定がしやすい
Outlookの場合、アプリ版はコントロールパネルから「Outlook」と検索しても設定画面が開かないが、デスクトップ版なら開ける
他にも、何かのプログラムやシステムからエクセルやワードを直接開く仕組みがある場合、アプリ版だと動作しないことがある
その他注意点として、OneDriveを使用せず、エクセルワードなどのデータ同期も不必要なのであれば、サインインしないようにしよう
サインインしてしまっている場合は、エクセルなど開いて、画面右上のところからサインアウトする
職場・学校アカウント(onmicrosoftアカウント)でオフィスをインストールした際、”Windows10自体に紐づける”ような設定をしてしまった場合も、必要なければサインアウトしよう
サインアウトしてもオフィスソフト自体は使用できるので、問題はない