グランドカバーはまとめて記録
我が家の場合のグランドカバーは何が良いか、色々試している
よくあるものばかりなので、ある程度まとめて記載する
①ヒメイワダレソウ
春から秋まで伸び続けるが、秋冬に雨と湿気で白絹病と思われる症状が一面に現れて枯れる
茎の部分は生きているので、越冬し、翌春には勢いよく芽吹く
・2022年冬に植え付け、小さい蜜な葉は冬でも少しずつ伸びる
・2023年春から夏にかけて成長、秋冬に徐々に枯れて茎だけに
成長期間は茎がどんどん重なって下になった葉が腐っていくので何度も刈り込む必要あり
毎日軽く踏みつけて転圧しないと葉と茎が丈夫に成長しないと分かった
また浮いた茎は冬の間に枯れて邪魔になるので、とにかく茎が重ならないようにしたほうがいい
・2024/3中旬、新芽がどんどん出てきて綺麗に見える
・2024/4、部分的にタイム等に置き換え始めた、細切れになった地下茎はある程度残ってしまうが、そこから芽が出てきたら引き抜く作業を繰り返せば取り除ける
・2024/9、ほぼ全てを撤去できた、細かい根から発芽してくるものもあるが、ごく少量
↓2023年の様子、花が咲き揃っていたのは6月上旬
②クローバー(ホワイトクローバー)
よく緑肥用として売っている種をばらまくだけで、どんどん発芽する、間引く必要もない
冬は葉を小さく密に茂らせて常緑のまま越冬するので、①よりも強い印象
・2023年春に種まき、そのまま成長し、半分程度は緑肥として土に混ぜ込むも、残った茎からどんどん成長
春夏は葉も大きく、ある程度高さも出るので地面を這うように覆うとは言えない
・2024/3、冬の小さい葉に重なって大きな葉が展開してきたため、すぐに地際まで刈り込んだ
・2024/4、今年は害虫発生が早く、マメ科のクローバーは食害されやすいようなので、可能な限り減らすことにした(葉と細かい根は土に混ぜ込み、茎部分は取り除いていく)
・2024/9、ほぼ全て撤去、レンガの下などからたまーに出てくるくらいになった
③クローバー(ティントワイン)
こちらも②同様に越冬して成長するので①より強い、②より成長は遅いが耐寒性は上と感じる
同じく春夏は大きな葉が伸びてくるため、短く刈り込んだり、四方に伸びる茎を切り詰めたりする
こちらは花が濃い赤みがかるので、シックな印象
・2024/9、数カ所点在させる以外は撤去した
↓2023/5上旬
④タイムロンギカウリス(クリーピングタイム)
2か所に1株ずつ植える、常緑のまま越冬し、成長が遅いとはいえ1年経てばまぁまぁ広範囲に伸びる
①②③と違って成長しても横に這うように広がるだけで、高さは10cmない程度
株の中心や根の張った部分は盛り上がってしまうので、少し剪定するくらいで整う
軽く踏みつけるくらいなら問題なく、辺りに香りが立つので良い
伸びてきた外周部分は根も出ているため、切り取って他所に植えれば、すぐ根付くので増やしやすい
↓1か所目(2023/9 → 2023/12 → 2024/3)
2024/3末時点
↓2か所目、2024/3末時点、こちらのほうが花芽が多い、日当たりはさほど変わらない
↓2024/4/13、開花するまでに茎も伸びた、ある程度鑑賞して切戻す
↓2024/4/21、こちらも開花が進んだ、オリーブの株元になる
・2024/5上旬、花穂も伸びて花色も薄くなってきたので短く刈り込みした、地下茎ではなく地表面を這うので管理は楽だが、茎が細いわりには意外と固い
・2024/10、剪定した残りを、いろんな場所に植え付けているが、伸びては枯れを繰り返しているが完全には枯れないようで、来年まで放置で様子見する
⑤ワイルドストロベリー
記事があるので省略、冬には葉が半分ほど枯れるが、春には中心から新芽が出てくる
・2024/10、点在させる以外は大幅削減した
⑥ベロニカ(オックスフォードブルー)
冬は銅葉に紅葉し、そのまま越冬、春先から青色の小花を咲かせるが、たくさん咲くので以外と見ごたえがある
④同様、背丈が低いまま横に這って伸びるのでとても良い
2023/5上旬、植え付け時、手前がオックスフォードブルー、奥に別品種のゴールドウェル(以降⑦参照)
2024/3中旬、越冬して順調に成長中
2024/3下旬、花が咲き揃い始め、まだまだ咲いてくる模様、周りの石を除けて成長させようと思う
2024/4/7、近くのアジュガも新葉が綺麗に出てきている(⑧参照)
・2024/9、剪定時に根がついた茎がいくつも出るので、数カ所に植え付けてみているが、半分くらいは根付いて成長している
⑦ベロニカ(ゴールドウェル)
2023/5中旬、植え付け後、花が咲いたゴールドウェル
2024/上旬、場所がよくないのかオックスフォードブルーほど茂らず、花は咲く気がする、開花期はオックスフォードブルーより後
2024/4/29、今年はこのように開花した、オックスフォードブルーは既に切り戻し、近くのアジュガは依然咲いているため、青系の小花が連続して咲いてくれている
⑧アジュガ(シルバークイーン)
2023/4上旬に植え付け、その後は1株からランナーを伸ばして成長しているかと思えば突然枯れたりを繰り返し、ある程度は広がってきた、別場所の別種アジュガも同様なので、土質や害虫、何か合わない要因があるかもしれない
2024/4/13、花芽が出てきたなと思って1週間程で、どんどん開花してきた
花色がオックスフォードブルーに似ているが、これはこれで良い
2024/4/16
⑨ルブス・サンシャインスプレダー
2023/8、寄せ植え用の小さい苗を地植えにして、2024/6、今このようになっている
一番日が当たる場所のためか葉焼けのようになってしまうが、去年つかなかった実が多数ついた
(味は薄味といったところ)
細かいトゲは作業用の手袋程度だと貫通し本当に痛いので、大幅に剪定しようと思う
今のところ、タイムとベロニカオックスフォードブルーが優秀、花も見ごたえがあり、耐寒性も問題ない
①②は、狭い庭では少々手に余るかもしれないが、管理すれば綺麗に保てる
狭い庭ほど、ダイナミックに群生させることが難しい中、グランドカバーとして地面の低い位置で群生させられるのは利点なので、タイムとベロニカを主体に育てようかと思う