社内利用のエクセル(マクロやオリジナル様式)改修依頼

・前任者から引き継いだエクセルマクロを編集したい
・マクロではないが複雑なシート構成とハイパーリンクを使いこなせない
といった相談を多く受けます

「なるべく使いやすく理解しやすく、既製品のように使わない機能までついているのは嫌だし、業務や時代の変化に都度対応できるエクセルベースのものがほしい」という感じの内容です
脱マクロの動きは多いですが、ちょっとした社内業務の部分では、まだまだ便利だと思います
基本は今あるエクセルを見せてもらい編集の仕方などをアドバイスしますが、稀に要望を聞いたうえで1からオリジナルのマクロを作成したりもしています
私に依頼があった場合は、次のどれかを提案しています

① 既存のソフトやアプリだけ(それらにカスタマイズを求めない)で対応できるものは商品やメーカーを紹介する
② 取り扱うデータがエクセルとCSVだけで済むなら、簡単なマクロを作成提供する
③ マクロを使わないエクセル関数のみのサンプル様式を提案する
④ ①②③と合わせてRPAなどの自動化ソフトを組み合わせる
だいたいはこの4種類です

①は、サービス終了の可能性が低い有名どころのメーカー製品を提案したり、取扱メーカーを紹介します
なるべくコストがかからず、カスタマイズせず、導入設定が簡単で、すぐ使い始められるものを考え、
加えてなるべく1つの製品で完結するよう検討し、どうしてもという場合は補助的な製品も合わせて提案します
複数のエクセルファイルを連携した事務処理の提案が多いです

②は、要望からして簡単なマクロが一番管理しやすいと判断した場合に提供しています
簡単というのは、利用者は使用方法をマニュアルで理解してもらえて、トラブル時は「こちらが簡単に修正できるもの」であるという意味です
マクロの1ボタンで処理が終わるなど、本当に簡単な処理と思ってください

③は、見せてもらった既存マクロを解析してみると、現バージョンのエクセルであれば通常の関数等で賄えてしまうというものです
この場合マクロから離れられるので、管理が楽になります(一部マクロを残すものもあります)
これはラッキーなパターンで、「VBAはできるが関数はよくわからない」など、WinXP時代からずっと使っているようなものだったり、
昔のエクセルをずっと使っていて今でも関数やマクロに詳しい担当者がいないという場合に、稀に見かけます

④は、マクロの使い方がRPAなどの自動化ソフトのほうが適している場合に組み合わせて使います
自動化ソフトも複雑にしすぎると管理が難しいので、最悪なくても手動でできる範囲に留めたり、環境に合わせた検討をします

これらの相談が来るときは、当たり前ですが、既存環境に問題が出てきた場合です
問題が出てから相談を受ける場合、そこから対応すると更に時間がかかるので、問題が出る前に一度ご相談ください
また、アプリ開発は受けていません、PythonやOfficeスクリプトも使いません

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