・VPNの設定方法について、簡単に説明している
・ヤマハルーターの設定方法(GUIでの操作) その1
◆ヤマハのルーター、RTX810の設定画面(GUI画面)
・ブラウザでGUI画面にログインする
まずはログインしたいルーターのあるLAN環境に接続しよう、もちろん直接ルーターのLANポートでも良い
ルーターのIPアドレス(初期値は192.168.100.1)をアドレスバーに入力してエンターキーを押すと、ログインIDとパスワードを聞かれるので、パスワードだけ入力してログインする(初期値はIDもパスも無し、ほとんどの場合ログインパスワードだけ設定されていると思われる)
・「詳細設定と情報」ボタン
設定はすべてここから行う
プロバイダ、IPアドレス、DHCP、VPN、フィルター、管理者パスワードなどなど
・「インターネットの設定・状態」表示
正しく接続されているものは、”通信中”と緑色で表示され、切断時(エラー、故意ともに)はグレーになる
プロバイダ接続…
その名の通りプロバイダ設定、通常は1つだけで”PP[01]”となっている、”グローバル”の部分にWAN側のIPアドレス(固定IPの場合はそれ)が表示されている
IPsec接続…
例えば本社Aから支店B、本社Aから支店Cなど、ルーター対ルーター(会社のルーター同士)の接続についての表示(※拠点間接続)
RAS接続(Anonymous)…
例えば本社Aと”外出先のパソコンA”、本社Aと”外出先のスマホB”など、ルーター対”端末”のような接続についての表示(※リモートアクセス)
◆詳細設定画面を詳しく見てみる
・まずは上部の3つについて(自動接続先の設定は使用しないので省略する)
基本接続の詳細な設定…
プロバイダの設定をする、「設定」ボタンから順に進んでいくだけで接続できるだろう、基本1つだけ登録すればいいので問題はないはず
VPN接続の設定…
拠点間接続、リモートアクセスなど、いくつかのVPN接続方法を登録できる、RTX810の場合は”6拠点までの同時接続”が可能
※詳しくはこちらを参照のこと(プロバイダ、VPNの設定方法が掲載されている)↓
2拠点間接続の設定方法 https://network.yamaha.com/setting/router_firewall/vpn/connect/vpn-explain_ipsec_aggressive
〃 https://network.yamaha.com/setting/router_firewall/vpn/connect/vpn-explain_ipsec_main
3拠点の場合(参考まで) https://network.yamaha.com/setting/router_firewall/vpn/connect/triadic_7-rtx810
リモートアクセスの設定 https://network.yamaha.com/setting/router_firewall/vpn/vpn_client/vpn-smartphone-setup_rtx810_gui
・続いて、その下の項目を見ていく
ネットボランチ~…
これがヤマハルーターを購入する理由の方も多いと思う、固定IPを取得しなくても、DNSを割り振ってくれるサービスで非常に便利、ヤマハの設定方法サイトで固定IPの部分を、このネットボランチで割り振られたDNSに置き換えて考えれば色々と設定できると思う(ちなみに”○○○.aa0.netvolante.jp”のようなアドレスを登録することになるが、こちらが決めるのは○○○の部分のみだ)
LANの設定…
ここでルーター本体のIPアドレスと、LAN内のパソコン等に割り当てるIPアドレス(DHCP)を設定する、プロバイダの設定より先に設定してもいいくらいの項目となる
この後、”その2”で説明するが、DHCPを割り当てる数値には注意したい
ユーザーとアクセス制限…
ルーターにログインするための管理者パスワードを設定できるのだが、もし設定するなら”1回きり”の設定にしよう、間違った際はルーター本体ごと初期化をおススメする
あらかた設定を終えてからパスワードを変更する必要がある場合、設定内容をバックアップし、初期化してバックアップから設定を復元し、そしてからパスワードを再設定する