更新が発生するのはWindowsだけじゃない
会社でも家庭でも、パソコン以外にも様々な機器があると思う
WindowsであればWindowsアップデートが自動的に行われるが、それ以外のプリンターやWiFiルーター、お掃除ロボット、スマートデバイス、ドライブレコーダー・・・何にでも機器を動作させるプログラムが入っている
こういった機器を制御するプログラムをファームウェアという
このファームウェア、今時の家電製品ならほとんどのものはバージョンアップ(更新)ができるようになっている
機器の製品ページを見ると「ダウンロード/ファームウェア/アップデート」などと記載があると思う
機器が直接、自動更新をかけるものもあれば、いったんパソコンにダウンロードしたデータを機器にインストールさせる方法もある
このファームウェアのアップデートによって新たな機能が追加されたり不具合が修正されたりするので、思い出したら更新するのも良いかと思う
また、問題の切り分けとして「もしかしたらファームウェアを更新したら改善するかも?」という場面も多々ある
更新したほうがいい場合
・WiFiルーターなど、インターネットに接続する環境にある機器は最新のファームウェアに更新する(ウイルス、不正アクセス対策)
・何か別の機器と接続するタイプのものは、接続できなくなった時などに更新する(Bluetoothで接続するなど)
・メーカーホームページに更新推奨とあったら更新する(不具合修正があった等)
更新しないほうがいい場合
・メーカーホームページに最新ファームウェアの不具合報告があり、更新しないよう記載があった
・他に接続する機器、端末が古く、1つだけ更新すると接続できなくなりそうな予感がした場合
※注意点※
・ファームウェアを更新すると以前のバージョンには戻せないことが多いので、重要な機器であれば注意する
自動更新で動かなくなった場合などはメーカーに相談すると無償修理になる事もあるが、保証期間外だと受け付けないものもある
・設定情報をバックアップできるものはバックアップしておく
・複数の同一機種で、同じバージョンにしておかないと動作しないものは、自動更新をオフにしておき手動で管理する
・専門的な機器はファームウェアのバージョンが複数用意されていたり(最新版、安定版など)して、最新から1つか2つ前のものを利用することもある