RPA(パソコン操作の自動化)ソフトに関わる機会があったのだが、使える使えないではなく、学ぶ必要があるものだと感じた
いくつかRPA関連ソフトの正規版なり体験版なりを使ったことがあるのだが、働き方改革・在宅&リモートワークの一環として、「RPA導入が必須なんだ」と意識して学んだほうが良いのかもしれない
今回、とある仕事で大手RPAソフトを学習できる機会があったのだが、自動化できる部分が少しでもあるなら自動化を試みていくというスタンスでいないと、気づいたときには時代の流れに取り残されるかもしれない
今回のソフトは慣れてしまえばフローチャート形式でサクサクと作りこめるもので、私の場合、コツを掴んできたあたりから制作が楽しくなってきたのだが、楽しく取り組めればこれ幸いだ
確かに、ある程度プログラムに慣れた人のほうが使いこなすのも早いと思うが、これからは社内に1人は使える人がいると便利なのではと感じるくらいだ
元々、ホワイトカラー業務を自動化するという名目で売り出されていることが多かったが、そんなことはなく、要は工夫次第で色々と使える
「作業途中のこの部分が自動化できないから、見送ろう」「使い方を覚える時間はないから後にしよう」と思う前に、「少しでも自動化できる部分があるなら使ってみよう」と積極的に導入すると、そこから業務改善ができるかもしれない
少し話は逸れてしまうが、RPAと合わせてパソコンの遠隔操作などの設定も一般的になるのではと思う
自宅や外出先から会社内のパソコンを遠隔操作して作業する場合、いざ始めようとしたときに問題が生じるかもしれない
何がというとハード・ソフトで下記のようなことが考えられる
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◆ハード面
遠隔操作される側のパソコンを常時起動しておく分には問題ないが、停電等の不意のシャットダウンやスリープ状態などから電源ONする場合、LANケーブルがつながっている場合はWOLという機能で遠隔で電源ONが出来る
ルーターやPC自体の設定、またはハードウェア的な問題で出来ない場合もある
最近のパソコンならほとんど出来るのだが、念のためWOLが使える機器構成なのか確認したほうがいい
外出先から会社内のネットワークにアクセスする方法はいくつかあるが、ハードでいうとVPN対応ルーターを導入するのが比較的簡単かと思う
その他、停電対策としてデスクトップPCであればUPSを導入したり、UPSの管理が面倒であればノートPC(使用環境にあったスペック選定が必要)にしたりする
◆ソフト面
ハードと同様、WOL機能を有効にできる設定画面があるかを確認しておく
スマホ用のWOLアプリというものもあり、タッチすると電源ONしたりもできる
PC個別に遠隔操作ソフトをインストールしている場合は常時起動が基本となる
VPNルーターの場合は電源ONや共有フォルダへのアクセスなど使い勝手が良いかと思う
もちろんどのタイプで接続するにしても、パスワード等の管理は厳重にしなければならない
ソフトということでもう1つ、一部の有料ソフト(ネットワーク版があったりUSBキーがあったりするもの)は”リモートデスクトップから使えない”場合がある
これは実際やってみると分かるのだが、リモートデスクトップで操作する場合はそれ用のライセンスが必要だったり、そもそも使えなかったりする
これはソフトメーカーにより見解が様々なので致し方ないとは思うが、もう少しおまけしてくれてもとは思うところだ
ただ、個別にインストールするタイプの遠隔ソフトであれば、リモートデスクトップではないので起動してしまうのだが・・・