パソコンやスマートホンで文字を1文字入力すると、そこから推測された単語などが候補として表示されるが、便利だなと思うだけだろうか?
例えばスマホで「お」と入力すると、そこから単語などを予測して「おはようございます」「お願い致します」といった変換候補が表示される
よく変換するものほど上位に表示されるので便利だ
今回は、その変換候補が”他人に見られて大丈夫か?”という話になる
スマホについては個人利用が多いと思うので、今回はパソコンに絞って話をするが、まずはWindows10の文字入力システムの設定画面を見てもらいたい
タスクバー右下の「あ」のところで右クリックし、プロパティをクリックする
このような画面が表示されるのだが、予測入力しないのであれば、上段の「予測入力」のチェックを外せば無効になる、おしまい
ちなみに、下段の「IME入力モード切替の通知」のチェックを外すと、かな⇔英字入力切替時に画面中央に一瞬でてくる「あ」「A」が消える
予測入力が便利、使うという場合は、ここからが本題になる
インストールしてすぐの状態のWindows10(バージョンは最新の1903)にて、「お」と入力するとこのようになる
”おめでとうございます”を数回入力すると、「お」だけで候補が表示されるようになる
↓
”大きい”(一度変換して確定)、”建物”と数回入力すると、”大きい建物”が候補に表示される
さらにそれぞれ入力していると、このように2つのワードが上位に表示されるようになる
予測入力は便利だが、よく入力するワードが表示されてしまうので、”人に見せる”機会が多いパソコン、例えばプロジェクターでプレゼンをする際に、文字入力シーンがある場合などでは気まずい事になり兼ねない
変換候補となるワードは消去もできるが、それでは予測の意味がないので、こうした場合は、アカウントをもう1つ作ってしまうのが一番手っ取り早いと思われる(サブアカウント)
通常使うアカウントと、人に見せてもいいアカウントに分けておき、プレゼンや他人に貸す場合はもう1つのアカウントを使うようにする
サブアカウント側にはデータなどは保存せず、必要に応じて削除して、新しく作り直してしまえばよい
予測入力には色々と種類があり、人名(有名人とか)を表示したり、流行り言葉を表示したりと、使い方次第で便利なシステムだ
予測の有効/無効以外にも、予測する範囲を設定できる場合もあるので、色々と試してみるのも面白い
スマートホンでも、機種によるが、サブアカウントを作成して、画面の切り替えができるものがあるので、利用してみるのも良いだろう